笑顔になれる子育てのヒント♪
2019年03月15日
子どもとの関わり方・子育てのヒントを得てもらいたい、という想いから、
子どもの遊びと玩具研究家・岩城敏之さんを講師にお迎えし講演会を開催しました。
日時:3月4日(月)10:30~12:30 場所:千里山コミュニティセンター
主催:生活文化委員会(スマイル委員会) 参加:32人
会場が華やかになるように・・・と委員で花飾りを準備しました。
パっと明るくかわいい仕上がりに(*^_^*)
先生のおはなしが始まる・・・・かと思いきや、最初はみんなでゲームの時間。
めくったカードの中に描かれているイラストを見て、
違いがあるものを1つ見つけて一番早く指をさした人が勝ち~というルールです。
一通りすると、次は1つだけ正しい絵柄を見つけ、それが他のとどう違うか全部説明する・・・という風に
ちょっとずつルールを難しくレベルアップしていきました。
ふだん大人だけで遊ぶ機会がない為か、どのグループも盛り上がりを見せていました(^_^)
最近の子どもは家族で遊ぶ時間がない。
テレビゲームはするけど、トランプで遊んだことがない子も多い。
ルールのある(ルールをつくる)遊びを知らないまま、大人になっていく。
日本はおもちゃの研究が遅れていること、おもちゃの大切さを習う機会もないこと、
今の日本や子どもを取り巻く現状から教えていただきました。
(おもちゃの研究が一番進んでいるのはドイツ。ドイツは日本よりも前に少子化が始まったそうです)
テレビゲームやYoutubeなど、視覚と聴覚だけで長時間遊ぶことでは脳が育たない。
五感で子どもが育つと言われるように、できるだけ頭と体を使う遊びを増やしてほしい。
子どもが社会で生きていくための経験・練習をどれだけ積ませてあげられるか。未来を育てるのは親である私たちだと語られました。
分かりやすい事例や歴史などを交えながら、とても明るく楽しくお話ししていただきました。
会場内は笑いも絶えず、あっという間の終了時間となりました。
終了後は、いろんなおもちゃを体験するスペース・時間を設けました。
みんなで仲良くいろんなおもちゃで遊んでいましたよ(*^_^*)
大人にとって都合の良い経験だけでなく、どれだけ豊かな経験をさせてあげられるか・・・
いろんな経験や人の中で育ち、最終的に自分はどう生きていきたいのか選ぶのは子ども自身です。
子育ての大切さやむずかしさ、いろんなことを考えさせられる素敵な講演会でした。
「まるで落語を聞いているようなリズミカルで楽しい講演でした。それでいて話の中身が濃く、アナログな自分の子育てを後押ししてもらったようで、とても幸せな気分を味わいました。ステキな企画ありがとうございました」
「楽しく話を聞くことができ、あっという間でした。社会全体で育てる、先祖からの愛情の連鎖、心に残ることばが沢山ありました。子育ては試行錯誤ですが、私自身元気に楽しく過ごしていたいです」
「話がとても上手で引き込まれてしまいました。子育ての中でのヒントがたくさんありました」
「体験することの大切さに改めて気づかされました。幸せな記憶をわが子にもまわりの子にも経験させてあげたいです」
「とても良い講演でした。これからの日本をつくっていく孫世代を育てるのに参考になりました。努力したいと思いました」