今さら聞けないスマホ術 トラブル防止セミナー
2019年06月07日
日本のスマートフォン普及率は、現在約85%(総務省HPより)。
ほぼ1人1台所有している時代です。
あなたは大丈夫?
便利な反面、ネット通販でのトラブルや詐欺などで消費生活センターへ相談されるケースも増えているそうです。
スマホをとりまくトラブルの実態と対策について学ぶため、
消費生活相談員の方を講師にお招きしました(^_^)
日時:5月22日(水)10:00~12:00
場所:吹田さんくす 会議室
主催:くらし委員会(ひまわり委員会) 参加:30人
講師は、公益社団法人全国消費生活相談員協会 理事の澤村美賀さんです。
理解を深める為、前段に「スマホ」と「携帯」の違いや用語説明などから、丁寧にお話ししていただきました(^_^)
どんなトラブルが実際に起きているかというと・・・
「ワンクリック詐欺」「フィッシングサイト」「ネット通販でのトラブル」「なりすまし」「無料Wi-Fiトラブル」など、多岐に渡ります。
宅配業者からの偽のショートメッセージ受信で、偽のサイトへ誘導されるケースなども。
本物と見分けがつきにくく、巧妙な手口のものがどんどん出てきています。
(何かおかしい、だまされたと思ったら、まずは携帯会社へ相談を。不正ログインを調べてもらえます)
*通販やオークション・フリマアプリ利用の注意点
・ページ情報が記載されているか(住所、電話番号などがちゃんと記載されているか)
・情報が暗号化されて送信されるか(鍵マークやS文字の確認)
・ネットでの評判はどうか
ネットでの購入には、クーリングオフ制度が適用されません。
表示を最後までしっかり確認することが大切です。
他にも多いトラブルは、子どもさんが関わるケースだそうです。
親が知らない間に「キャリア決済」を使って買い物などをして、高額な請求がくるといったケースです。
携帯会社で契約をする際、『子どもが使用する』ことを伝えて、設定をしてもらうことが重要です。
(キャリア決済は、上限金額の設定を下げることができるそうです。何もしない場合の上限金額は、10万円です。知っていましたか?)
フィルタリング機能の活用、子どもと一緒に使用ルールを決めるなど、今一度ご自身のご家庭はどうか?見直してみてください。
実際にあった相談事例を交えて、様々な事例・気をつけたいことなどを教えていただきました。
とても盛りだくさんな内容でした(^_^)
トラブルに巻き込まれた時は、専門の相談窓口に相談しましょう。
消費者ホットライン 電話 188(※相談無料 通信料はかかります)
お話を聞いたあと、最後にグループで感想などを伝えあい交流し、終了しました。
・地図機能をよく使うので、位置情報をオフにしておくなど、情報が漏れないやり方を聞けて良かったです。
・キャリア決済の意味が今まで分からなかったけど、やっと分かりました。
・まず自分がやれることとして、キャリア決済の上限金額をおとしてもらうよう帰りにショップに寄ります。
・携帯ショップですごく基本的な言葉のようだが説明されても意味が分からなかったことが、今日の説明で分かりました。
・スマホにしてから大分経つが、いまだに使いこなせていない。分からないことだらけ。
・画面のロックは今まで何も設定していなかったけど、しようと思います。
・格安スマホの回線について分かった。ショップでちゃんと聞いて購入しないといけませんね。