生協からのお知らせ

今年の新入協職員研修の一環として、「コープ商品を知る」「作り手の想いを実感する」ことを目的に、コープ商品の製造メーカーを訪れました。
　
■日程：７月１５日（金）
■訪問先：巽製粉株式会社（ＣＯ・ＯＰブラウンサーブロール等）

ＣＯ・ＯＰブラウンサーブロールでおなじみ、巽製粉株式会社

奈良県桜井市に本社・工場を構える【巽製粉株式会社】さん。
桜井市と言えば、三輪素麺。巽製粉さんも、同じ建物の中で素麺の製造とパンの製造をされています。
　
訪れた際にラインが稼働していた「バターロール」の製造工程を見学させていただきました。

生地をこねる時間が異なるだけで、生地の伸び方やまとまり方が違ってくることを、実際に触らせていただくことで実感することができました。

機械に全てを任せるのではなく、生地の固さなどの微調整は人の手でおこなわれています。
パンのフワフワ感やもっちり感は、職人の腕により成せる業なのだと間近で学びました。

また、手作業の部分があることにより、組合員から要望を受けた際、スピーディに対応していけるという強みがあることも知りました。

製造工程見学ののち、他にも巽製粉さんを代表する商品「熟仕込み食パン」「バーナードプレミアム食パン」などについて学習しました。
試食もさせていただき、それぞれのパンの風味や味を存分に体感することができました。

拘りぬいた製造工程と、組合員の期待に応えながらも新しい挑戦をし続ける、バイタリティ溢れる企業方針。
そして、消費者のことをとても大切に想い、パン作りに情熱的に取り組んでおられる姿勢。
これまでにも何度か工場見学に訪れていますが、少しも変わらぬ熱い想いがひしひしと伝わってきました。

より環境負荷を減らした商品へ リニューアル

こちらの【ＣＯ・ＯＰブラウンサーブロール】シリーズは、冷蔵でお届けする「発酵済み・半焼きタイプ」のロールパン。
オーブントースターで焼くだけで、手軽に焼きたての味が楽しめる商品です♪

（この他に、くるみ、レーズン、抹茶あずき、さつまいもなどのフレーバーがあります）

プラスチック削減に取り組み、今年７月、パッケージのリニューアルが実現！

クロージャー（袋に付いている留め具）をなくし、袋自体のサイズも小さくすることで、プラスチックの使用量を１パックあたり約２ｇ削減することに繋がったそうです。

同じく製造されている商品「なめらかバターロール」も、５月より留め具をなくしたとのこと。

持続可能な原料調達やプラスチック・食品ロス問題に対応した商品づくりに、これからも期待したいです。

今回研修に参加した新入協６人、それぞれが、生協商品の作り手に対し大きな気づきや学びを得る貴重な機会となりました