生協からのお知らせ
2025年02月11日お知らせ
2024年度『未来がきらり☆吹田学生応援プロジェクト』 ~第2弾~
未来がきらり☆吹田学生応援プロジェクト第2弾に
31名の学生から申し込みがありました!
2025年1月末から2月初めに、『未来がきらり☆吹田学生応援プロジェクト』第2弾を市内3か所で実施しました。
このプロジェクトは2020年のコロナ禍で学生の暮らしが大変な中、食品で応援したことが始まりです。コロナ禍明け後も物価の高騰が続く中、吹田市社会福祉協議会、市内の福祉施設でつくる吹田市社協施設連絡会、大阪よどがわ市民生協の3つの団体で続けています。
9月に行った第1弾は、生協で手配した商品や市内の食品事業者から提供いただいた商品でフードパントリーを行いました。
第2弾では、保育園や高齢者施設など含む施設連絡会の9つの施設、地区福祉委員会にも協力いただき、フードドライブや災害備蓄品の切り替え商品を提供いただきました。
また、今回初めて大阪大学生協に協力いただき、吹田キャンパス内の2つの購買部でフードドライブをしていただきました。
フードドライブによる商品の収集とフードパントリーによる支援を検討する中、以前からフードドライブ等で学生の支援を続けているこのプロジェクトを参考にしたいと、協力いただきました。
フードドライブでは、園児を通じて知った保護者の方の協力で勤め先の文房具などの雑貨を提供いただく事例もあり、食品で232kg、日用雑貨品で59kgの善意が集まりました。食品の日付チェックや仕分け作業には吹田市社協職員、大阪大学生協職員だけでなく、環境サークルの学生3名も参加していただき、新たな広がりを実感できる取り組みとなりました。
フードパントリーは、以下の3カ所で実施しました。
1月25日(土) あいの南千里駅前保育園(佐竹台)
1月31日(金) 吹田市社協(出口町)
2月 1日(土) 特別養護老人ホームあす~る吹田(岸部)
南千里では、大学1回生の学生が自分の分だけでなく1人暮らしのおばあちゃんにも届けたいと商品を持ち帰っていました。また、不安げに訪れた留学生は手に持ちきれないほどの商品を持ち、帰る際には笑顔で帰っていきました。
岸部では、第1弾でも申し込まれていた高校生がいる姉妹の方、高校生の従妹で取りに来られていました。取りに来られた方には参加団体メンバーから学生に向けた応援メッセージ集も合わせてお渡ししています。
学生からは「生活で必要な食べ物や日用品をいただけて、とても助かりました。賞味期限が近いものも配布していたため、食品ロスの削減にも繋がっていると思いました」、「食べものだけでなく、いろんな生活用品などいただけて生活に使えそうなものばかりですごく嬉しかったです。また機会があればいきたいです」等の感想が寄せられています。
生活で困っている点として「食材の値段が上がっていることです。なので今回とても助かりました」、「ご飯だけでなく、洗剤などの生活用品の値段が高くなって少し困っています」等、物価の上昇が暮らしに影響していることがうかがえる内容でした。
物価の高騰は主食の米をはじめ多くの商品に広がっています。大学の学費の値上げも予定されている中、今後も支援を必要とする学生や家庭は増えることが予想されます。実行委員会では今年度の取り組みの振り返りを行い、今後の活動について検討する予定です。