モニターのつどい『他人ごとじゃない高齢社会』
2019年02月26日
豊中市・箕面市・池田市・豊能町・能勢町にお住まいの地域モニターさんに参加を呼びかけ、
モニターのつどいを開催しました(^_^)
よどがわ生協では、くらしの願いの実現をめざすためには、地域社会の一員として事業や活動を通じて地域に存在する様々な問題の解決に貢献することが大事だと考えています。
この地域モニター、1期目は「地域の防災」、そして今回の2期目は「地域の高齢者のくらしの不安・困りごと」をテーマに、組合員さんと話し合い、共に学び、行政と懇談の場を持ち意見を伝えるまでの取り組みをおこなっています。
開催日時:2月19日(火)10:00~11:50
場所:みのお市民活動センター 会議室
内 容:『他人ごとじゃない高齢社会 ~老後の不安について、みんなで知恵を出し合いませんか?~』
まずはじめに、池田市でコープ委員会を立ち上げ委員長として活動中の松田さんより、お住まいの地域で取り組まれている「NPO法人こもれび相談室」の内容や取り組みについてお話しいただきました。
高齢化に伴い高齢者の社会的孤立が問題視される中、孤立感を減らして「支え」「支えられる」コミュニティづくりをめざして健康セミナー・体操・まちカフェなどを定期的に開催されているそうです。
メンバーには看護師など専門知識をもつ方がおられ、松田さん自身も行政書士の資格を取得されています。
いつまでも元気に安心して自分らしく暮らせるために...元気なうちに考え、対策をおこなっておくことが大切です。行政や各種団体などとのネットワークづくりをすすめ、市民に寄り添う暮らしのトータルコーディネーターとして多用な相談内容に対応し、問題の早期発見や深刻化の防止につなげたいとの想いを語られました。
後半はたっぷり時間を設け、各グループで交流をおこないました。
日頃感じている暮らしの悩み、親の病気や介護の問題・関わり方、ご近所づきあい、エンディングノートについてなど・・・
様々な話題が飛び交いました。
「自分が死んだ後のこと、終活のことなど、友人とは話したりするけど身内とは話す機会がないよね・・・」
「でも、大事なことだから家族とも話しておかないとね」
という声も聞こえてきました。
色々と出された問題を、いったいどうしたら解決できるのか・・・自分たちでできることは何なのかといった
より深い話をするにはタイムオーバーでしたが、それぞれが悩みを吐き出したり、情報交換をする有意義な場となりました。
「今困っていること、これから困るかもしれないことについて考えられる場があることが大事だと思います。家族よりも近くのお友達同士でのつながりが理想的だと思いました。つながりだけでなく、健康であることの大切さも感じました」
「経験豊富な方々とお話ができとても実感がこもっていたので勉強になりました。勉強しておいた方がいいことばかりで、ついていけてないことがよく分かりこれからしっかり情報収集をしたいと思います」
「地域的なことが解決できない現状があり、もっと大阪府にも訴えかけられないか、大きな話にはなるが話だけで終わらせてはいけないと感じました」
「仲間のいない1人暮らしの悩み...生活でいらないもの整理の悩み...悩みをもっている1人暮らしは多いです」
「他地域の方の状況や思い、ご経験を伺える貴重な機会で参考になりました」