憲法のおはなし『檻の中のライオン』開催報告
2019年02月15日
「憲法」について組合員さんにまずは正しく知ってもらおう!ということから、
今全国各地で講演に回られている弁護士の楾大樹さんをお招きし
<憲法のおはなし『檻の中のライオン』>を開催しました!
開催日:2月9日(土)10:00~12:30
開催場所:茨木市福祉文化会館
参加:40人
おはなしの最初は、クイズから始まりました。
「憲法を守らないといけないのは誰でしょうか?」 「国民全員?国民全員じゃない?いったい誰?」
・・・正解、あなたは分かりますか?
国民は「憲法を守らせる立場」です。憲法を守らないといけないのは「権力者」です。
まずはそういった参加者の認識から確認し、『檻』を「憲法」・『ライオン』を「権力」と置きかえ、とても分かりやすく憲法の成り立ちや役割から説明していただきました。
親しみのわくようなパペット人形を使ってのおはなし。
途中、会場からは笑い声が聞こえるほど盛り上がり、
憲法のおはなしを聞いているのか?と思うほど楽しくすっと頭に入ってきて、分かりやすい内容でした(^_^)
普段のくらしの中で「憲法」は遠いように思われがちですが、実は私たちの生活に密接に関わっています。
「憲法」をつくっているのは誰?「憲法」を守らないといけないのは誰?
私たち国民自身が憲法をつくっていることを知り、多くの方々にとって気づかされることの多い講演会となりました。
楾さんの著書『檻の中のライオン』は、かわいいイラスト入りでとても分かりやすく憲法が学べます。
でも、ちょっと難しいかな・・・というお子さんには、絵本『おりとライオン』もありますよ。
「あぁ、これが憲法なんだな」と感覚的に理解できるような、そんな絵本です。
私も1冊ほしくなりました。
<参加者の感想>
「分かりやすく頭に入ってきました。本をすぐ読んでみたくなりました。日頃あまり何も考えていなかったことを恥ずかしく思っています」
「『憲法』を身近に感じることができました。一人一人が改憲の怖さを知らないと今までの敗戦からのこの70年間の歴史を無にしてしまいそうで本当に怖いです。一人でも多くの人に知らせること!お互い身につけたいです」
「知らないことは怖いなぁと思った。すごく勉強になりました」
「選挙権をもらったばかりの若者やそもそも選挙に行かない人たちにこそ講演をしてほしい。我々中高年ももっと早くから憲法を勉強すべきでした」
「分かりやすく伝えやすいお話しでした。久しぶりに学校で授業を受けているような気持ちになりました。孫たちにも伝えたいと思います」
「第12条に国民の不断の努力によって保持せねばの言葉を改めて確認しました」
「教科書を手に取る年齢ではないのですが、現在小学生・中学生のお子さんを持ちの方には教科書を一度見てもらいたいなと思いました」