家庭でできる養生料理『重ね煮』 作り方を教わりました!
2019年11月15日
みなさん、『重ね煮』ってご存知ですか?
野菜の自然なうまみや甘みを最大限に引き出す料理法です(^_^)
食材の性質に合せてお鍋の中に順番に重ね、調理していきます。
簡単で栄養たっぷり、味付けが最後なので取り分けやすく、離乳食づくりにも役立ちます。
今回はそんな家庭でも手軽にできる『重ね煮』について、実際に調理をしながら教わりました♪
開催日:11月5日(火)
開催場所:摂津市立コミュニティプラザ
主催:生活文化委員会「スマイル」 (専門委員会についての詳細はこちら)
参加人数:25人
講師は、茨木市で「養生料理教室いちか」を主宰されている中谷美穂さん。
季節の養生や陰陽のお話など、座学からスタートしました。
冬は乾燥する時期です。体の動きやめぐりがニブくなり、肩こりや傷みといった症状が出やすくなりがち。
また、新陳代謝が低下し血行が悪くなる、免疫力が低下し風邪をひきやすくなるなど、寒さによって体に様々な症状が現れます。
季節(旬)の食べ物を取り入れることで家族みんなに合う良い食事になること、重ね煮は誰にでも使い易く普段の食事に取り入れやすいことなど、教えていただきました(^_^)
今回教えていただいた献立は「ひじき大豆ごはん」「豚汁」「くるみごまめ」「黒豆マフィン」です。
お話を聞きながら、講師による調理のデモンストレーション。
野菜の切り方や重ね方のコツなど、みなさん真剣にメモを取りながら聞いています。
そして、食材にも重ねる順番があります。それが重ね煮のコツです。
全ての食材を陰と陽に分け、陰の性質が強いものから順に重ねていきます。
お鍋に材料を重ねて水を入れ、ふたをして強火にかけます。
沸騰したら弱火にし、材料が柔らかくなるまで煮て、最後にもう1回水を加えてひと煮立ちさせれば完成です。
お味噌汁はダシいらずで甘みを十分引き出す作り方です。
重ねてしまえばフタをして煮るだけ。きんぴらなど、ふだん炒めて作るものも重ね煮で作れますよ、と教えていただきました。
グループに分かれて、習ったことを踏まえて調理。
講師に色々と質問しながら、楽しくあっという間に献立が完成しました。
ひじき大豆ごはんは、主催委員が始まる前に下準備し、炊飯器で炊きあげました。
黒豆マフィンも同様です。おやつに乾物を使うのはオススメだそうです。
くるみごまめ
豚汁もやさしい味に仕上がりましたよ~(*^_^*)
参加者のお声*・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「コープのチラシをあまり真剣に見る方ではありませんでしたが、気になっていた『重ね煮』というフレーズで前から興味があったので、習うことができて幸せでした」
「とても難しそうな手がかかる料理だと思っていましたが、意外と簡単にでき、しかもおいしくやさしい味だったのでとても気に入りました」
「早速、家でも作りたいと思っています(*^_^*)」
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よどがわ市民生協 組織部 06-6319-5619( 月~金 / 9:00~17:00 )